少しなら大丈夫?お酒とタバコ

妊娠中のお酒やたばこ、何となく「少しなら大丈夫」と思っていませんか。妊娠中のお酒は、胎児性アルコール症候群といって赤ちゃんに奇形や発達障害が起きるおそれがあります。大量のお酒を日常的に飲んでいるママから生まれることが多いのですが、これくらいまでなら大丈夫というお酒の量はまだ分かっていません。そのため、基本的に妊娠中はお酒を控えたほうが安心。

 

また、タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があります。妊婦さんがタバコの煙を吸うと、お腹の赤ちゃんへの血流が減り、酸素や栄養も少なくなるのです。妊娠中のタバコが原因で、低体重出生児が生まれるリスクやSIDS(乳幼児突然児症候群)が増えることも分かっています。妊娠が分かったら、できれば妊婦さんだけでなく、パパをはじめ同居する家族にも禁煙してもらいたいですね。

 

カフェインは、一日12杯までならOK。ハッピーなはずの妊娠期間も、ガマンばかりではストレスが溜まるもの。おいしいコーヒーや紅茶で上手に息抜きしてくださいね。